スワップポイントはFXでの一般的な取引である為替差益を狙うものではなく、通貨ペアの金利差を得ることを目的としたものです。
こちらのブログではスワップポイントを得ることにより日々の生活費をまかなう「スワップ生活」を送る方法を解説しています。スワップ生活を実現するために必要となるFX会社はどのような特性が必要になるのかご紹介します。
そもそもスワップポイント投資とは?という方はまずこの記事を読んでみてください。
スワップポイント狙いで購入される通貨
まず、前提としてここでいう高金利通貨とは以下の通貨を指します。
・南アフリカランド
・メキシコペソ
これらの3通貨を長期間保有してスワップポイントをコツコツ貯めている人は少なくありませんし、私も定期的に買い増ししてスワップポイントを得ています。
そこでこれらの通貨の取り扱いがあるFX会社のうち、決済しなくてもスワップポイントを引き出せる会社をご紹介します。
スワップ生活を送るために必要なFX会社の特性
スワップ生活を送るためには、運用するFX会社は以下の4つの条件を満たす必要があります。
②得られるスワップポイントが高い
③複利運用が可能(未決済のスワップポイントが証拠金となり新規投資に利用可能)
④ポジションを決済せずにスワップポイントを引き出し可能
それでは上記の条件を満たすのはどのFX会社なのか見ていきます。
スワップ生活を実現可能なFX会社
それでは3つの高金利通貨ごとに上記の条件を満たすか検証していきます。
ポジションが未決済でもスワップポイントの引き出しが可能かどうかはFX会社によって異なっています。加えて、引き出したスワップポイントを利用して新規投資が可能か(複利運用の可否)となるかどうかもFX会社によって異なります。下図で分かりやすくまとめました。
メキシコペソ
FX会社 | スワップポイント | スプレッド | 未決済での引き出し可否 | 複利運用の可否*1 |
---|---|---|---|---|
[affi id=15] | 112円 | 1.8銭 | ○ | ○ |
[affi id=14] | 112円 | 1.8銭 | ○ | ○ |
[affi id=21] | 114円 | 0.4銭 | ○ | ● |
[affi id=22] | 77円 | 1.0銭 | ○ | ○ |
[affi id=20] | 84円 | 1.9銭 | ✕ | ○ |
南アフリカランド
FX会社 | スワップポイント | スプレッド | 未決済での引き出し可否 | 複利運用の可否*1 |
---|---|---|---|---|
[affi id=15] | 105円 | 1.8銭 | ○ | ○ |
[affi id=14] | 105円 | 1.8銭 | ○ | ○ |
[affi id=20] | 90円 | 3.0銭 | ✕ | ○ |
[affi id=22] | 84円 | 1.9銭 | ○ | ○ |
[affi id=21] | 52円 | 1.2銭 | ○ | ● |
トルコリラ
FX会社 | スワップポイント | スプレッド | 未決済での引き出し可否 | 複利運用の可否*1 |
---|---|---|---|---|
[affi id=15] | 122 | 1.8銭 | ○ | ○ |
[affi id=14] | 122 | 1.8銭 | ○ | ○ |
[affi id=20] | 80円 | 4.8銭 | ✕ | ○ |
[affi id=22] | 113円 | 3.8銭 | ○ | ○ |
[affi id=21] | 88円 | 2.5銭 | ○ | ● |
*1:スワップポイントが発生すると自動的に証拠金に反映され、新規の購入に充当できるかどうか
セントラル短資FXは、未決済ポジションのスワップポイントを利用して新規投資が可能ですが、スワップポイントが付与される際に税金が引かれた状態で付与されるため「●」としています。
未決済でスワップポイントが引き出せ、スワップポイントを利用して複利運用ができる会社を選ぶべきです。特にスワップポイントを引き出して生活費の一部に充てる場合は引き出し可能なFX会社を利用するのが必須になります。
スワップポイントが引き出し可能で複利運用が可能なFX会社でおすすめは
みんなのFX・LIGHT FX
両者ともにトレイダーズ証券が運営するサービスでスペックはほとんど同じです。
どちらのサービスも、スワップポイントは業界でも高い水準を維持し続けており、スワップポイントのみの引き出しが可能となっています。
3つの高金利通貨(メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラ)のスワップポイントが高いので注目の会社です。
スペックが同じなら一つの口座でいいじゃないかと思うかも知れません。
しかし、複数の高金利通貨を運用する場合は、一つの口座で運用しているとある通貨の暴落につられて他の通貨をあわせてロスカットされてしまうリスクがあるので、通貨ごとに口座を分けて運用することが大切なんです。
セントラル短資FX
2018年11月よりメキシコペソ円の取り扱いが開始され、スワップポイント、スプレッドともに業界最高水準となっています。
他の通貨は業界の平均レベルのスワップポイントとなっているので、今後も高スワップを維持し続けることができるかが注目されます。
いまメキシコペソ円でスワップ投資をするならセントラル短資FXがおすすめです。
マネーパートナーズFX nano
マネーパートナーズFX nanoはメキシコペソ円では高いスワップポイントが受け取れ、比較的スプレッドが狭いバランスの取れたサービスです。
注目すべきは最小取引単位が100通貨から取引ができるので、用意できる資金が少ない人やまずは慣れるためにやってみたい人におすすめです。
スワップ投資の始め方
スワップポイントを狙った高金利通貨への投資についてもっと知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
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