可処分所得の増加は将来的に数千万円単位で資産額に影響する
資産形成においては年収が少ないほど可処分所得を増やすべきです 。
例えば、毎月の手取り収入が20万円、 生活費が15万円で残りの5万円を全額投資に回すと仮定します。
仮に手取り収入が3万円増えて、生活費が変化しない場合は、 月に8万円を投資できます。
従って、手取り収入を15%増やすことで、投資原資は60% も増えることになります。 この差は将来の資産額に大きな影響を与えます。
試算してみましょう。
月々5万円を年複利5%で30年間運用する場合、 資産総額は約41百万円になりますが、 月々8万円を同じ条件で運用する場合の資産総額は約65百万円に なります。
このように手取り収入を15%増やすだけで、投資原資が60% 増加し、この差が将来数千万円単位の差を生むわけです。つまり、 将来豊かな生活を送りたいのであれば、 可処分所得を少しでも増やす必要があるのです。
可処分所得を増やすためには
可処分所得を増やすためには、収入を増やすか、 支出を減らすかの2択があります。
節約によって支出を削減することはすぐにでも実践できることでは ありますが、過度な節約は幸福感が下がってしまい、 気が滅入ってきます。 ですので無理のない範囲で節約することが必要です。 例えば毎月支払いが発生する家賃や携帯料金などから着手するとい いですね。
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一方で、収入を増やすのは節約ほど簡単ではありませんが、 若者であれば転職や副業などによって月々数万円程度の収入増加で あれば努力で実現できる範囲です。
http://1taken.info/2018/05/23/%E5%8F%8E%E5%85%A5%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%99%E6%9C%80%E3%82%82%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AF%E8%BB%A2%E8%81%B7/
このようにただ投資をするのと増えた分の所得額を投資に回す場合 では大きな差を生みますので、 可処分所得を増やす努力をしないということは将来の数千万円分の 資産額が得られないということになるわけです。
収入が増えたからといって支出を増やしてしまうと資産が増えませ んので、稼いで、節約して、 投資するというプロセスの一つ一つを大切にしましょう。
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