くりっく株365とは

日経平均株価やNYダウ等の株価指数を対象とした証拠金取引(CFD)のことです。
FTSE100とは
FTSE100とは、イギリスのロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100銘柄で構成される株価指数を指します。日本でいう日経平均株価ですね。この100銘柄でロンドン証券取引所に上場する企業の時価総額の約8割を占めています。
HSBCホールディングス、ロイヤル・ダッチ・シェル、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、グラクソ・スミスクライン等のそうそうたるグローバル企業から構成されており、世界でも有数の株価指数の一つです。
FTSE100の特徴
それではFTSE100の特徴を見ていきましょう。
世界的企業が多く、国際分散投資になる
大英帝国の流れをくむ企業も多く、旧植民地やアメリカ等のイギリス国外での売上高の比重が高い企業が多く、FTSE100に投資することによって世界分散投資ができます。
値動きが比較的マイルドでレンジ相場である
長期投資目的であれば指数の成長率は重要な選定要因になりますが、他の代表的指数であるNYダウやドイツDAXが右肩上がりとなっているのに対し、ほぼ横ばいの推移となっています。
従って、キャピタルゲインはあまり期待できず、主にインカムゲイン目的での投資となるでしょう。
配当金が高い
これが一番の特徴といっていいでしょう。FTSE100は配当金が多いので、配当金を再投資して複利で運用していくのが基本戦略になります。
配当金はどのくらいもらえるのか
2017年の実績額27,113円でした。毎年増加していっていることが分かります。
証拠金に対する配当金の割合
くりっく株365で取り扱いのある商品のうち、FTSE100の必要証拠金に対する配当利回りが最も高いです。
実際の運用場面では、下落時の含み損を考慮して必要証拠金よりも多めに資金を入金することになるかと思いますが、それでもFTSE100が他の株価指数と比べ最も高い配当利回りを実現しています。
くりっく株365における商品別配当金 | ||||||
商品 | ①必要証拠金 | ②配当金 (2017年実績) |
③金利支払額 (2018年予想) |
④実質配当金額(②-③) | 配当利回り(④÷①) | 年間株価上昇率(2016~2017年)(参考) |
日経225 | 86,960円 | 34,916円 | 0円 | 34,916 | 40% | 20% |
DAX | 52,000円 | 0円 | -2,453円 | 2,453 | 5% | 13% |
FTSE100 | 36,000円 | 29,113円 | 7,705円 | 21,408 | 59% | 0% |
NYダウ | 93,000円 | 51,576円 | 56,670円 | -5,094 | -5% | 25% |
※金利支払額の予想はくりっく株365Websiteに記載の「1枚取引価格(2018年6月29日)」に「金利相当額算出にかかる適用金利」を掛け算出
ただし、株価上昇率は他の商品より低いのでインカムゲインを得ることを目的とする場合はFTSE100が適するのではないでしょうか。
2014~2018年のチャート比較
以下に過去2014~2018年の4商品のチャートを示しました。

過去5年間の株価上昇率が最も高いのはNYダウで、一方でFTSE100は過去5年で14%しか株価が上昇しておりません。従って、くりっく株365で値上がり益を狙うならNYダウがおすすめで、配当金によるインカムゲインを狙うならFTSE100がおすすめです。
ただし、多くの金利支払額が発生するNYダウはくりっく株365で購入するのではなく、店頭CFDでの購入がおすすめです。店頭CFDでも金利支払いは発生しますがくりっく株365よりも支払額が少ないためこちらの方が利点が多いです。ちなみに、店頭CFDであればDMM.com証券がおすすめです。
くりっく株365でインカムゲインを得るならFTSE100が最もおすすめ
FTSE100の株価上昇率が低いとはいえ、ゆるやかに上昇しているため、値上がり益と配当で2重の利益を得ることが可能です。
また、FTSE100は必要証拠金が少なくてすむため、積立投資に向いているという側面があります。コツコツ積立して配当金を増やしていく作戦が良さそうです。
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以下の記事でくりっく株365の取扱い会社を比較していますので参考にしてみてください。
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