今回はCFDでダウ平均株価へレバレッジ3倍で投資することにより20年間で1億7000万円の資産を築く方法を公開します。
ダウ平均株価とは
米国のさまざまな業種の代表的な30銘柄の平均株価です。アップルやマイクロソフト等のハイテク銘柄やマクドナルドやコカ・コーラなど日本人にも馴染みの深い銘柄で構成されている、世界で最も有名な株価指数の一つです。
ちなみに、なぜ米国の株価指数かと言うと、日経平均よりもパフォーマンスが高いからです。
過去10年間の日経平均とダウ平均の比較は以下となります。もっと長期で株価の値動きを見ると、過去30年で日経平均は0.184%、ダウ平均は9.89%とダウ平均が圧倒的に利回りが高いですね。
株価指数 | 日経平均 | ダウ平均 |
2008/1/1終値 | 14,542.58 | 13,043.96 |
2018/1/1終値 | 22,764.94 | 24,719.22 |
年平均成長率 | 5.11% | 7.36% |
投資する金融商品
GMOクリック証券やDMM証券で取り扱いのあるCFD(以後店頭CFD)でダウ平均にレバレッジ投資します。なお、似た商品として「くりっく株365」でダウ平均に投資するという方法がありますが、レバレッジ投資で発生する金利支払額が高く、受け取り配当金を考慮しても店頭CFDの方が投資コストが低くなります。加えて、隠れた手数料と言われるスプレッドはくりっく株365の方が大きいため、ダウ平均への投資については店頭CFDの方が有利です。
具体的な投資方法
今回紹介するダウ平均への投資方法は以下になります。
- 初期投資額は100万円とし、毎月5万円(年間60万円)を積み立てる
- レバレッジ3倍で投資する
- 年利は過去10年間のダウ平均の年利(7.36%)と同じとする
- 購入単価も毎年7.36%ずつ値上がりしていくこととする
- 必要証拠金は購入単価×1.1倍とする
20年複利運用したシミュレーション結果
7年目に資産額が1,000万円を突破し、18年目の資産額は1億円を超えます。20年間の投資により投資元本を13倍にすることができます。
資産総額の推移
運用条件通りに運用した場合の年別の年間配当金と資産総額は以下の通りとなります。
運用期間 | 年間購入枚数 (0.1枚単位) |
累計保有枚数 (0.1枚単位) |
資産累計 |
1年 | 36 | 36 | ¥1,220,835 |
2年 | 20 | 56 | ¥2,090,439 |
3年 | 19 | 74 | ¥3,152,081 |
4年 | 17 | 91 | ¥4,448,172 |
5年 | 16 | 108 | ¥6,030,485 |
6年 | 15 | 123 | ¥7,962,229 |
7年 | 14 | 136 | ¥10,320,570 |
8年 | 13 | 149 | ¥13,199,715 |
9年 | 12 | 162 | ¥16,714,678 |
10年 | 11 | 173 | ¥21,005,868 |
11年 | 11 | 183 | ¥26,244,704 |
12年 | 10 | 193 | ¥32,640,459 |
13年 | 9 | 202 | ¥40,448,623 |
14年 | 8 | 211 | ¥49,981,105 |
15年 | 8 | 219 | ¥61,618,695 |
16年 | 7 | 226 | ¥75,826,275 |
17年 | 7 | 233 | ¥93,171,389 |
18年 | 6 | 239 | ¥114,346,917 |
19年 | 6 | 245 | ¥140,198,747 |
20年 | 6 | 251 | ¥171,759,572 |
※資産総額には元金100万円と毎月の積立額を含む。
シミュレーション結果に対する考察
ダウ平均は基本的に右肩上がりのチャートで、今回のシミュレーションでは過去10年間の年平均成長率7.36%と同じ値動きが20年間継続するという前提で進めましたが、毎年購入単価が高くなるため運用後期になるほど購入できる枚数が少なくなっていきます。そのため、運用初期に多めに資金を透過するほうが効率的に資産を増やすことができます。
この投資法はレバレッジ3倍での投資を行うため、年利は22.1%(7.36%×レバレッジ3倍)になります。今後も過去と同じようなパフォーマンスが発揮できるのかと言われると、それは誰にも分かりませんし、過去よりも下がる可能性は十分あります。しかしながら、これまでダウ平均がリーマンショックを経てもなお高いパフォーマンスを実現してきたのは事実ですし、私はあまりダウ平均や米国経済の今後について悲観的に見ておりません。
また、当然のことながらレバレッジをかければかけるほど年利が高くなるのですが、あまりかけすぎるとリーマンショック級の大暴落が起こればロスカットになってしまいますので、相場の変動に応じて適宜証拠金を積み増すなどの措置を行う必要があります。ただし、平常時であればロスカットになることはない程度のレバレッジであり、緊急時のみのケアで大丈夫かと思います。ロスカットされてしまえば大きくパフォーマンスが落ちますので、徐々に証拠金の額を増やしたり買い増すペースを落とすことで、リスクを抑えて安全に運用し、持続的な資産運用をしていくことが必要です。
店頭CFDの始め方
そもそもレバレッジ投資自体があまり人気がないのに加え、店頭CFDはくりっく株365よりも知名度が低く、あまり一般的な投資法ではないように見受けられますが、資金管理さえきっちり行えば飛躍的に資産を増やすことができる可能性を秘めています。
ダウ平均は今後も右肩上がりで成長する可能性が高いからこそ、レバレッジ投資でも安定的かつ着実に資産を増やすことができると考えられます。実際に過去のチャートを見ても、一時的な暴落を除けばほとんど一貫して値上がりしており、今後も値上がりすることが期待できます。そうであれば、現在の価格は将来から見れば割安であると見ることもできますし、複利の効果を考慮しても早めに投資を始めるのが吉と言えるでしょう。
ちなみに、店頭CFDを始めるなら私も使っている[affi id=16]がおすすめです。
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