投資のコストはパフォーマンスに大きく影響するもの。であればできるだけコストを下げることが利益の最大化のために必要です。今回はFX自動売買システムの手数料を比較してみました。
FX自動売買の手数料比較
自動売買システムのおいて取引する際に発生するコストは、①スプレッド(買値と売値の差)と②売買手数料の2つがあります。各自動売買システムの手数料を下表にまとめました。
自動売買の手数料比較(USD/JPY、1,000通貨あたり) | |||
自動売買システム | ①スプレッド | ②売買手数料 | トータルコスト |
ループイフダン | 20円 | 無料 | 20円 |
iサイクル注文 | 10円 | 40円 | 50円 |
トラッキングトレード | 3円 | 40円 | 43円 |
トラリピ | 40円 | 無料 | 40円 |
トライオートFX | 3円 | 40円 | 43円 |
できる限りコストの安い自動売買を選ぶのが基本原則
1,000通貨あたりのコストであればループイフダンが他の自動売買システムの半額程度とかなりコストを抑えることができます。自動売買ではチャリンチャリンと決済されるのが楽しみでもありますが、決済には都度コストが掛かっていることを忘れてはなりません。
決済される値幅が広ければそこまでこだわる必要性は低いのかもしれませんが、狭い値幅で決済する設定にする場合は取引回数が多くなるため、取引コストが利益率に与える影響は思っている以上に大きいです。
FX自動売買の手数料シミュレーション
例えば、USD/JPYを値幅20pipsで1,000通貨を売買する場合、売却益は200円であるのに対し手数料が上で紹介した金額分かかるわけです。ループイフダンであれば手数料は20円なので売却益の10分の1となり、最終的な利益は180円になりますよね。一方、iサイクル注文の場合は手数料が50円かかるので、手数料を引いた利益は150円になります。この値差30円が売買の度に発生するわけです。
さらにシミュレーションすると、仮に買いで入ったとして、1円分円安になるとすると、決済回数は5回ですね。1回の往復分の手数料の差額が30円ですので、合計150円分の利益差が生じることになります。そしてこの値差はiサイクル注文での1回の決済における利益と同じですので、ループイフダンに比べiサイクル注文の利益額は決済1回分少ないことと同じになります。
手数料が最も安いループイフダンがおすすめ
このように手数料は利益に大きな影響を与えますので、慎重に見極める必要があります。現在、手数料が最も安いのはループイフダンですが、この手数料の安さもあって私はFX自動売買ではループイフダンをメインにしております。
[affi id=2]に関心のある方は以下の記事も参考にしてみてください。ループイフダンは手数料が安いだけでなく、スワップポイントも他の自動売買システムより高いというメリットがありおすすめです。
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